子どもたちとワークショップ

2022.4.3(日)に、久しぶりにワークショップを開催しました。
開催したといっても自分発信ではなく、友だちが主宰する「魔法使いの学校」でのこと。

数年ぶりに友だちの荒木久美子さんから連絡があり、「魔法使いの学校であみぐるみのワークショップを開催してくれませんか?」とお声がけいただきました。

ワークショップはほとんどやらないし、子どもたちに向かうのは苦手だという思い込みがずっとあったのだけど、せっかくだからOKしました。

魔法使いの学校は、「子どもたちに夢の大切さを教えたり、たくさんのワクワクした経験を通して自分で自分の人生を切り開く力を作っていくこと」を目的としているそうです。多種多様な方をゲスト講師に招いて、その人の体験談、どうやって夢を叶えていったか、今どんな活動をして、これからどんな夢に向かっていくのか、そんな話と疑似体験をし、子どもたちの夢を叶える力を育てていく・・・そんな学校とのことです。詳しくはこちら

そして、今回そのゲスト講師に招いていただきました。

私がどうやって夢を叶えていったのか、これからの夢は何なのか、どんな活動をしていくのか、などを子どもたちと保護者さんの前でお話し、あみぐるみを作る体験をするということだけど、さぁどうしよう!!子どもたちといえども、人前で話すのは苦手だし、あみぐるみを作るのは時間がかかる~~~どうしよう。

いろいろ悩み準備をして当日会場へ。
スタッフの皆さんに手伝っていただきながら、会場の壁中にあみぐるみを並べました。

大丈夫かな?ちゃんと話せるかな?みんな楽しんでくれるかな?といっぱい心配をしましたが、いざ始まってみると、そんな心配はウソのように楽しい時間が待っていました。

人前で話すのことが苦手な私のために、自己紹介では紹介動画を流し、さらに魔法使いさん(笑)の質問に答える方式で乗り切りました。

あみぐるみを作るワークショップは、、、やはりかぎ針を使って短時間で何かを編む、ということは難しいので、あらかじめ私が9割ほど編んだものを持っていきまして、子どもたちには「綿を詰める」「あみぐるみをデコる」ということを楽しんでもらいました。

あみぐるみの中には思った以上に綿が入るよ!まずは綿入れ競争だよ!と、
テーブルの上に綿をたっぷりと置きまして、まずはあみぐるみの中に毛糸を入れる体験から!
「先生これでどう?」
「うーん。まだまだ綿は入るよ~」
「先生!ボクは??」
「お!だいぶいいね!でもまだまだ綿は入るみたいーー」
「先生!私もできた!」
「いいね!完璧!じゃあ、お尻を綴じていくね」
と、綿をしっかり入れることができたあみぐるみから、綿を入れるために開けていおいた穴を私が綴じていきます。

そのあとは、用意したビーズ、フェルト、毛糸、ボタンなどのいろんなパーツを、手芸用ボンドで貼り付けて、自分の好きなデザインにデコってもらいました。

「見本はどれ?」

見本のたまごちゃん


最初はみんな見本を参考に作っていたけれど、作っていくうちに創造力がどんどん湧いてくるようで、
「フェルトちょうだい!」
「あっ!このパーツがいい!」
「帽子を作りたいけどどうしたらいい?」
「羽をつけたの、どう?」
と、作ることを自由に楽しんでいる姿がとっても素敵でした。

え?見本?枠?制限?何それって感じ(笑)

もう時間だよ、もうそろそろ終わりだよ、と伝えても、もう少しもう少しと作ることに没頭していて、なかなか終わらない。

作るって楽しいよね。時間が経つのも忘れて没頭したり、自由に作るっていいよね。
こういう感じちょっと薄れていたかも。子どもたちを見ていて忘れていた感覚を取り戻せた気分になりました。

私が高速で編んでいるところを興味津々にている子どもたち

完成したあみぐるみは見本なんかすっ飛ばして、自由で感性豊かな素敵なものが出来上がっていました。

…こうでなければならない。
…多くの人が求めるものはこうだよね。
…変わった色使いになっては多くの人に良さが伝わらない。
…たくさんの人にいいと思われるのはこんなデザインだ。
いつの間にかそんな枠や制限に囚われて、枠の中でモノづくりをしていたなということを、子どもたちに教えてもらいました。

子どもたちとのワークショップは楽しくて楽しくて楽しくて。
またこういう経験をしたいな、と心から思いました。

素敵な経験をありがとうございました。

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